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<<   作成日時 : 2009/05/10 14:17   >>

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サルトルはひどい斜視(やぶにらみ)だったそうです。青年の頃、彼はこの斜視に苦しみ、手術して治そうかと思います。でも思いとどまりました。このヒンガラ眼こそ自分だけのもの、自分が背負うものと考えたからです。堂々たる顔立ちは、やぶにらみを自分のものにした証しなのでしょう。

鏡にうつった自分の顔をうっとりと見つめている人もおられるでしょうが、でも鏡にうつっている顔は本当の顔ではないんですよね。だって左右がアベコベでしょ。アベコベであるだけで、本当の顔とは随分違った感じになってしまいます。

どうせなら全てがアベコベになればいいのにと考えます。つまり、低い鼻は高く、大きな口はおちょぼ口に、小さな目は大きく、いっそ幅広の顔が小さくなればどれほど嬉しいでしょう!そんなことが叶うはずはないのですが。

鏡と同様に、友人の目にうつる自分もホンモノではありません。私の目にうつる友人の顔も同じです。見えているだけでは割り切れない深い部分を隠しています。それが何なのか本人でも掴むことはできないのですが。
「他人を全て理解し、自分がすべて理解される」という傲慢な気持ちは捨てましょう。人々の鏡にうつらない自分の部分をご存知なのは神だけです。神さまがいればの話ですけど。


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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
NAGAさん こんにちは
論理はこじつけ、理解はおとぼけ、解明はいいわけ、
ぐらいのところでしょうか。
あわぞう
2009/05/11 09:11
NAGAさん

確かにサルトル氏のお顔は、酷い斜視です。斜視のお蔭で、サルトル氏がサルトル氏と直ちに分かります。別段、だから醜いということもありません。私も容姿には全く自信はありませんが、特に気にしたことはなかったですね。

家内は女性ですから、何時も体重が増えたとか気にしています。私は人様は、「貴方の事などぜんぜん気にしてないよ」と言うのですが・・。漫画で「小さな綻びを気にしていた人が、歩くにつれてだんだん穴が大きくなり、街中に出たときには身体がほとんど現れるくらい大きくなっている」と言うのがありました。そんなものですよね。
shuttle
2009/05/11 11:59
☆あわぞうさん、ようこそ。

ニチラク的やぶにらみの感がしますが、真理をついておられますねぇ。さすがです。都合の悪いことは無理やり理屈をつけて正当化し、知っていても知らないふりをして、失敗や過失も理由や事情を説明して正当性を主張する。これって私みたいな・・・。

☆shuttleさん、こんにちは。

私も体重は気になります。目鼻立ちはどうしようもないとしても、太ったとか痩せたとかは打つ手がありますものね。でも夫はそんな私を相手にしていません。「少しくらい痩せたって体格が変わるわけじゃない」そうです。さすがに「樽型」とはいいませんけどね。
NAGA
2009/05/11 14:27
Q:世の女性はなぜ体重を気にするのか。
A:生まれたときから何度も秤にかけられてきたので、
  健康=体重 という怪しい公式が刷り込まれてしまった。
あわぞう
2009/05/12 09:40
あわぞうさん、こんにちは。
確かに秤にかけられることは多いですね。体重が多いのと少ないのでは、どちらを選べば男性にとっては得となるか。緊急の事態に背負えないような女房では命取りですものね。
NAGA
2009/05/13 14:11

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