今年は柿が不作のようです。天候に原因があるのかもしれませんが、どこの柿の木も実が少なく寂しげに見えます。去年もその前の年も、「柿もみじ」さながらに、秋の空に映えていたのですが。肥料を施したり消毒などしてもらえる木はごく稀であることを思えば、時には休みたくなる気持ちもよくわかります。 先日、新聞に「昔は嫁入りをする娘に柿の苗を持たせた」という記事がありました。婚家に根付くという意味もありますが、死んで火葬にされる時の「炊きつけ」に使ったのだそうです。「炊きつけ」ですから小枝であって、柿の木はそのまま残りますから、代々のお嫁さんの柿がずらりと並ぶことになります。 子どもの頃、柿の木に登ってはいけないと注意されました。ボキボキと折れやすいからだそうです。簡単に折れるなら燃えやすく「炊きつけ」に向いていたのでしょう。でも私の実家近辺やこのあたりには、柿の木が並んだ家はありません。そもそも、柿の木が大切にされていたという記憶はないんですね。悪戯をして幹に縛られた悪ガキはよく見かけましたけど。 |
<< 前記事(2009/10/16) | ブログのトップへ | 後記事(2009/10/20) >> |
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|---|
NAGAさん |
shuttle 2009/10/18 19:34 |
> 今年は柿が不作 |
あわぞう 2009/10/19 09:03 |
shuttleさん。丁寧に手を掛けられたのに残念ですね。昔から隔年で不作がくるといわれますけど、どこも同様というのは珍しいことではないのでしょうか。生り過ぎても始末に困りますけど、今年は野鳥も困惑気味だと思います。 |
NAGA 2009/10/19 14:31 |
あわぞうさん。んまァ、失礼な!黙って抜いて持って行くなんて犯罪ですよね。移植したばかりで簡単に抜けたのでしょう。次郎ちゃんが新しい土地で幸せに暮らしていることを祈ります。 |
NAGA 2009/10/19 14:36 |
<< 前記事(2009/10/16) | ブログのトップへ | 後記事(2009/10/20) >> |