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<<   作成日時 : 2010/02/20 13:35   >>

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『人間失格』が映画化されたんですってね。あの太宰治の有名な代表作です。誰もが知っている作品を映画にするという勇ましい冒険に敬意を表します。同時に多くの人々が共感できるような作品ができるのか、よそ事ながら気になります。自堕落な生活の末にどん底に堕ちた主人公が、虚しさの中で生きる世界を表現しなくてはいけないんですものね。

要らぬお節介といわれるでしょうが、映画化もドラマ化も好きではありません。なぜって、自分が作ったイメージが壊れるからです。今年初め「蒼穹の昴」が中国の制作でドラマ化されました。見てもいいかなと思ったのですが、2回見ただけでやめてしまいました。どうしてかといいますと。

(1)ストーリーが変えられている。長編を2時間ドラマ×15回(?)にするとなれば、ある程度手を加えるのは致し方ないのですが、親子、兄弟の関係を新たに作るのはよくありません。全く血の繋がりがないのに、触れ合う魂を描いたところに意味があるんですよ。

(2)服装がきれい過ぎる。牛馬の糞を拾い集めて農家に売り(燃料用)、生計を立てていた兄妹が、そんなに身奇麗なはずはありません。妹の泥だらけの顔を舐めて、口に溜まった泥を飲み下してしまうほどなのです。ドラマが汚くてはいけないという決まりはないでしょう。画面から悪臭が漂うような貧しさの表現を期待していたのですが。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
NAGAさん

「人間失格」を映画化しても、多分失敗するでしょうね。太宰氏の小説は、文章が命なんです。ストーリー性は、余りありません。太宰治氏の生い立ち、大地主の生活ぶり、左翼への傾倒、学生生活、放蕩無頼な文筆家時代、女遊び、恋愛ごっこ、自殺未遂や、女の死等々。それらが集大成した「人間の失格」なんです。

NHKテレビの「坂の上の雲」にも失望しています。まるで、原作が作り変えられています。「篤姫」のように原作をすっかり変えても、女優や俳優のキャラで、視聴者を集める事が出来るのなら良いですが。「蒼穹の昴」は見ていませんし、原作も知りませんが、多分仰るとおりだろうと思います。
shuttle
2010/02/20 17:40
shuttleさん。昔、ラジオ番組に「名作劇場」とかいうのがあって、有名な作品を朗読してましたね。自分が読むのとは違った魅力がありました。今でもやっているのかしら。
映像は目に入ってしまえば終わりなのですが、耳から入る情報は自由に想像ができます。こちらのほうが幻滅を味わうことはないでしょうね。
NAGA
2010/02/21 13:59
やってますよ。森繁じさまが死んだ後、西田敏行がやってる。
やかん
2010/02/26 14:01
あら、人参芋さんじゃなくてあんのう芋さんじゃなくて、やかんさん!
人参芋があんのう芋とは知りませんでした。最近あんのう芋は大人気ですね。私も去年お歳暮に贈りました。人参芋といわれるものは昔食べたことがあります。細型でとっても甘かった〜。切り干しには最高でしょうね。
阿Qさんに頼んでくれてありがとうございます。予約がたくさんあるようで、おこぼれに預かれたら嬉しいのですが。でも期待してますです。ラジオ情報ありがとうございました。
NAGA
2010/02/26 15:13

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