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<<   作成日時 : 2010/04/28 14:24   >>

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村上春樹氏の「1Q84 BOOK3」は100万部を達成したそうですね。ストーリーも面白いのでしょうが、販売戦略に乗せられているような気がしないでもありません。書店では行列ができることもなく、平積みされているところにも人だかりはできていません。田舎者や年寄りには理解しにくい物語なのかとも思います。

立ち読みも遠慮することなく可能でした。目についた文章は少し重みがありますけど、お洒落な雰囲気というのでしょうか。特に服装には詳しいようすが伺えます。「ヨットパーカのフード」とか「ツイードの上着にカシミアの薄手のセーター、やはりカシミアのマフラー、ウールのズボンにスエードの靴」 さらに「体操用のジャージの上下みたいなものを着て、汚いスニーカーをはいている」人たちが登場します。

「雨に濡れた疥癬(かいせん)病みの、尻尾のちぎれた犬」や「二級品のミイラのようなひからびた相貌の男」というのは独特の忌まわしい表現なのでしょう。印象的な言葉は深く心に突き刺さって、いつまでも色褪せることはありません。「1Q84」の世界に行くには「どこでもドア」を通り抜ける必要があるようです。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
NAGAさん

思えば懐かしい時代がありました。芥川賞など、文学賞を取った人の作品を、出来るだけ読もうとした時代です。国語教員と言う意識があったんですね。生徒から感想を求められても答えられるように、と言うわけです。やがて疲れあほらしくなって止めました。批評家の評価する物と、自分の価値判断の違いに気が付いたのです。授業には、役に立たないと気付きました。今流行の村上春樹氏の「1Q84 」シリーズ、book3まで出たようですね。出版界の奇跡とか騒いでいます。自分で火をつけておいて「火事だア」と言うようなものです。私は、それでなくても読書意欲が減退しています。多分、読まないでしょう。
shuttle
2010/04/28 18:05
shuttleさん、NAGAさん、横あいから失礼します。
> 自分で火をつけておいて「火事だア」と言うようなものです。
マッチポンプでなくマッチファンですね。

3巻騒動の前に1・2巻を借りてきて読みかけましたが、頭の良すぎる人の書いた本は途中で厭きてしまい、残念ながら読む根気が続かず、1巻の途中で終わりでした。
あわぞう
2010/04/29 08:23
shuttleさん。芥川賞は純文学だという自負があるようですが、いつの頃からか難解なものが好まれるようになりました。柴田翔「されどわれらが日々」くらいまでは好ましく読ませていただきましたが「限りなく透明に近いブルー」あたりになると、どこの何がいいのか、何をいいたいのかさっぱり分かりません。それでも批評家が絶賛するのを見て自己嫌悪に陥ったものでした。
NAGA
2010/04/29 13:15
あわぞうさん。奇想天外な展開とあらすじを明かさず、装丁さえも秘密にして好奇心をあおる販売手法は見事としかいいようがありません。でも、老いも若きも等しく感動できるのが文学というものではないのかしらね。読みかけた本を途中で止めるというのは余程のことです。鍋が噴いたとか油に火がついたとか。
NAGA
2010/04/29 13:23
> 鍋が噴いたとか油に火がついたとか。

あのときは、火が消えたのでした。
あわぞう
2010/04/30 08:14
村上春樹は一冊も読んでなかったのです。
それでブックオフで一冊あったので読んでみました。
「走れ! タカハシ」って奴です。まぁ、面白かったですな。軽薄な青春が甦りました。
さすがに「透明に近いブルー」は読む気がしません。あはは、わし純文学は駄目や念。
やかん
2010/04/30 21:03
あわぞうさん。メラメラと燃え上がるより賢明でした。引き摺りこまれると、ちょっと面倒な世界のような気がします。夢中になってる人は中毒症状かもしれませんし。
NAGA
2010/05/01 13:42
やかんさん、こんにちは。
やかんさん自体が純文学以上の存在です!今では直木賞のほうが受け入れやすいですね。「軽薄な青春」時代があったとは到底信じられません。重く閉ざされた時代というならわかるような気がしますけど。
NAGA
2010/05/01 13:51

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