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zoom RSS 『悪人』

<<   作成日時 : 2010/09/26 14:01   >>

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芥川賞作家・吉田修一氏の小説『悪人』は、リサンイル監督の最新作として映画化されました。原作の人気に加えて実力派監督の作品とあって前評判が高かったのですが、主演の深津絵里さんがモントリオール映画祭で最優秀女優賞に輝いたことでますます拍車がかかりました。東宝では興行収入30億円を見込んでいるといわれます。

原作は上巻265頁、下巻275頁(朝日文庫)で出版されていますが、上巻は7刷、下巻が4刷ということは上巻だけで読む気がなくなった人がいるということでしょうか。『悪人』とは何かと考えれば、権力を利用して無実の人を陥れたり、麻薬から離れられずに周囲の支援に背いて繰り返し逮捕される芸能人など、現実世界のほうがはるかに迫力があります。

小説『悪人』は若い女性保険外交員の殺人事件から始まります。金持ちの大学生に疑いがかけられるのですが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一が真犯人として浮上してきます。祐一はたまたま出会った光代を車に乗せ、警察の追跡をかわすのですが、次第に二人は強く惹かれ合うようになります。心中をするための「道行き」を連想するのは古過ぎますかね。「駆け落ち」ではありませんし。

ところで心中には関係ないのですが、『塾講師42歳・独身男』が次のように語っています。「最近の子供の名前っていうのはあれですね、なんていうか、ちょうど出会い系で女の子たちに偽名を聞かされとるような気がしますもんね。もっと言えば、本人と名前がひどうアンバランスで、授業の始めに出欠なんか取りよると、不憫に思うこともありますよ。ほら、性同一性障害なんてありますけど、今に氏名同一性障害なんて問題が起こるっちゃないでしょうかね」なるほど、そんな心配もあるんですね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
氏名同一性は障害でしょうか、あるいは文化でしょうか。
清美さんという紳士も、ずっと前に実在しました。

美女あり、その名をヤマトタケルという・・・、虚々述術。
あわぞう
2010/09/27 08:40
あわぞうさん。最近の子どもたちは簡単には読めない凝った名前が多いですね。広報をちょっと見ただけでも、桃百佳(ももか)征良(そら)凛久(りく)唯吹(いぶき)・・振り仮名がつきまとう人生だったりして。
NAGA
2010/09/27 13:47

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