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zoom RSS 破滅

<<   作成日時 : 2010/11/25 15:07   >>

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三島由紀夫が東京・市ヶ谷の陸上自衛隊総監部に押し入り割腹自殺を遂げたのは、昭和45年(1970年)でしたから、もう40年も前になります。三島由紀夫は「戦後文壇の鬼才」といわれ、戦後派に属するにもかかわらず、戦前の文豪巨匠と肩を並べ「谷崎・川端・三島」といわれたほどでした。

自ら組織した「楯の会」の同士とともに総監部に侵入、総監を椅子に縛りつけて立てこもります。自衛隊員全員の前、もしくはバルコニーで演説することを要求しましたが、聞き入れられず、割腹自殺を遂げました。45歳だったそうです。

死の直前「わき目もふらず、破滅に向かって突進する人間だけが美しい」と言ったとされています。辞世の歌は「益荒男がたばさむ大刀の鞘鳴りに 幾とせ耐えて今日の初霜」三島由紀夫は、彼の否定した戦後社会を生き続けることに「罪の意識」(ギルティ・コンシャス)を感じていたとされます。でも、それが本当であるとしても、こんな行為が有終の美を飾ることになるとは思えません。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
NAGAさん

「三島由紀夫」氏は、奇才、天才だったのでしょう。何か大きな物に惹かれていたようです。例えば「英雄」。後世に名を残したい欲求も強かった、と想像します。自衛隊の決起を要求しましたが、太平な世の中で、三島氏のような欲求不満を抱く人は少なく、追随者が出ませんでした。しかし、何時の世もに三島氏的人物はいます。素晴らしい才能の持ち主だったしょうが、危険人物でもあったようです。
shuttle
2010/11/25 20:56
隠し損ねたこの爪に
楯の相手も見つからず
ネイルサロンはいまだなく
やる方なしの鷹同心
あわぞう
2010/11/26 10:49
shuttleさん。非凡な才能の持ち主は凡人には理解できない思想をお持ちのように、しばしば感じられます。案外独りよがりで、現実とかけ離れたことが多いように思われますけど、それだけ感性が鋭いのでしょう。考え過ぎて苦悩し、悶えて生きるより「極楽トンボ」でいるほうが幸せだと思うのは、横着だからでしょうね。
NAGA
2010/11/26 13:28
あわぞうさん。日本人は破滅的な人間を好む傾向がありますが何故でしょう。破滅寸前の輝きに羨望を感じるのか。革命を望むなら、どんな社会の実現が望ましいのか説き明かすべきでした。その手段は十分あるのですから。
NAGA
2010/11/26 13:44

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