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zoom RSS 因幡の白兎

<<   作成日時 : 2011/01/07 13:26   >>

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「因幡の白兎」の話は古事記にあるんですね。因幡は鳥取県東部を指すのですが、大国主命は若い頃、「大穴牟遅神」(おおなむじのかみ)という名で出雲地方に住んでいました。 小国神社の守護神「大己貴命」(おおなむちのみこと)とは同一人物と思われます。

大穴牟遅には腹違いの兄弟が大勢いたのですが、いずれも因幡の国の「八神比売」(やがみひめ)という美しい女性を妻にしたいと望んでいました。求婚のために打ち揃って出かけるのですが、大穴牟遅には旅の食料などを詰めた大きな袋を背負わせて、お供として連れて行ったのです。

一行が気多(けた)の岬まで来ると毛を剥がれたウサギが横たわっていました。「いいことを教えてやろう。海水を浴び風にあたって山の頂に寝ておれ」教えに従ったウサギでしたが海水が乾き皮膚はひび割れて苦しみ泣き伏していますと、ずいぶん遅れて大きな袋を背負った大穴牟遅が現れます。

事情を聞かれたウサギは正直に話します。「私は島に住んでいたのですが。この本土に渡りたい一心でワニザメをだましました。どちらの同属が多いか競争しようと持ちかけて、島から気多の岬までワニを並ばせました。数えるふりをしてワニの上を踏み渡ったのですが、最後の一匹の上で、思わず「やぁい。おまえたち、だまされたんだぞ」と叫んでしまいました。

たちまち最後のワニザメが私を捉えて皮を剥ぎ取ったのです」神々に教えられたことや、その後の酷い結果についても語りました。大穴牟遅は教えます。「おまえはすぐ真水で身体を洗え。その後、河口のガマの花粉をとって敷き散らし、その上に転がり回れ。そうすればおまえの身体はもとの皮膚になり、きっと癒えるだろう」

その教えに従うとウサギの身体はもとのようになります。ウサギは大穴牟遅を見つめていいます。「大勢の兄弟神は八上比売を妻にすることはできますまい。袋を背負い従者のようにこき使われてはいますが、比売が心を寄せるのはあなたなのですよ」ウサギの予言は的中し、お二人は結ばれましたとサ。めでたしめでたし。

写真はガマの花。この棒みたいな物体を傷つけると中から綿がモコモコと湧いてきます。あら、ご存知でしたかしら。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
MAGAさん

今年は「兎年」ですから、兎が出てくる「古事記」のお話は、ピッタリです。やはり女性は伊達男、色男、お金持ち男などより、心の優しい男に魅かれる、と言う教訓でしょうね。最近では鰐を騙すより、お金持ちを騙して結婚し、挙句の果て、皮を剥がれる「馬鹿女」が、マスコミを賑わしていますが・・。
shuttle
2011/01/07 20:23
蒲の穂も アレルゲンかと逃げ回り
あわぞう
2011/01/09 10:40
shuttleさん。ウサギは強い動物に食べられるために生まれてきたような弱い生き物です。自分の身を守ることが精一杯で、ワニを騙すような器用なことはできないのではないかと思います。でも「もしもしカメさん」には油断して負けてしまいましたから、ちょっとのぼせ上がるところがあるのかもしれません。「馬鹿女」もいつの日か痛い思いをするでしょう。
NAGA
2011/01/10 13:28
あわぞうさん。丸裸のウサギを見れば、皮膚病かアトピーかと思いますよね。ストレスで毛が抜けることもありますけど、ちなみに我が家の猫は「青魚」を食べるとジンマシンができるようです。
NAGA
2011/01/10 13:32

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