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<<   作成日時 : 2012/03/28 15:18   >>

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いじめなど社会問題を取り上げて「現代の家族を描く」ことをテーマとする作家・重松清サンが毎日新聞日曜版に連載している小説は非常に興味深いものです。主人公は教師の父親のもとで荒れ始め、家庭内暴力に耐えかねた両親は矯正施設へ入れてしまうことを決意します。

「戸塚ヨットスクール」がモデルと思われる施設は「強くなること」を目標に、鍛え上げます。「お前たちは親に捨てられたのだ。親は人間失格」と繰り返します。父親への拘りが消えたわけではないのですが、すでに重度の認知症ですので責める気持ちはなく、「自分は自分で生きて行けばいい」と考えるようになりました。

子持ちの女性と結婚して、静かな暮らしを得た彼の前に「げんこつ連盟」として塾長や職員が現れます。大震災のボランティアを口実に子どもに接触、父親の入所する施設で講演したりじわじわと包囲網を狭めてきます。大阪市長・橋下氏も加わって、現実と交錯しているのが不気味というか今後の展開が楽しみです。

「永遠に降りつづく雨はない。しかし、ひとは、一度も雨に遭わずに生きていけるわけでもない」(季節風 夏 その次の雨の日のために)

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
NAGAさん

教員や医者、などの子供に、ぐれる者は多いです。私は進学校に長年勤務しましたから、経験的のそう言えます。親の期待値が高すぎて子供は萎縮し、やがて反発に転ずるのです。我が家もその例に漏れず、一時期、子供との間に葛藤がありました。子供が可愛いと思うからこそ、結果として追い詰めていたのですね。その事に気づき、追い詰める事をやめ、好きなようにさせました。しかし、放任ではなく、いつもハラハラしながら見守っている訳です。今や、何とか一人前の社会人になってくれ、家庭も持ち、親としての心配を卒業しました。暴力的施設に閉じ込めては、更に悪化するのではないかな。
shuttle
2012/03/30 20:51

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