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<<   作成日時 : 2009/11/10 15:13   >>

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昔ながらの乳母車を押すおばあさんを見かけました。時々ベビーカーに縋って散歩している人がいますけど、腰の曲がった年寄りでも少し低すぎるように思います。曲がり角にさしかかると腰を伸ばしてベビーカーを持ち上げ方向転換していますから、かなり軽量なのでしょう。でも軽量なだけに安定性に問題があるように見受けられます。

古い乳母車なら手を添える位置も胸の辺りで、身体を預けて進むことができます。乳母車が転倒することなどまずありません。自分が転倒したら乳母車に乗せて運んでもらえますしね。それで懐かしさのあまり籐の箱の中を覗きましたらボロキレ(失礼)がいっぱい積まれていました。

きっと思い出の詰まった捨てられない布切れなのでしょう。三好達治氏の「乳母車」を思い出しました。その昔、大家族の中で座る場所もない若い嫁は、ただ黙々と働き、たそがれ時には泣きぬれる夕陽にむかって乳母車を押したのでしょう。3人も4人もの幼児を乗せて。そして今、子どもたちは遠くに去り、老いた母親は思い出を押して歩いているのかもしれません。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
乳母車、なつかしいですね。
乳母車に乗せて押して歩いた従妹も、先日法事で会ったら、そろそろ姥に近づいていました。
あわぞう
2009/11/11 08:49
あわぞうさん。核家族化がすすんで住宅事情も変わりましたから、大きな乳母車など置き場所がなくてコンパクトなベビーカーが主流になったのでしょうね。そういえば自転車も昔は大きくて頑丈な「棒自転車」でした。棒とペダルの間に足を差し込んで乗るのが「三角乗り」子どもたちの得意技でしたよね。
NAGA
2009/11/11 16:29

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