数年前お会いしたとき、NHKの大河ドラマ「新撰組」に出演していた俳優のことをお聞きしたこと憶えておいでですか。義妹にも聞いたのですが(彼女は欠かさず大河ドラマを見ていたので)聞き方が悪いのか「わからんねぇ〜」という返事でした。無理もありません、誰の役を演じているのかも知らず、ただ「目元が涼しい人」で一度新撰組を離れ、その責任をとるべく切腹するために帰って来たらしいということだけですものね。 「新撰組」は全く見ていなかったのですが、偶々昼間の再放送を途中から目にしたのです。水商売の女らしい人を連れていました。女が少し駄々をこねたりすると、「わがままをいうものではない」とたしなめているあたりからでした。新撰組の仲間たちは切腹を非常に悲しんでいて、なぜ帰って来たのかと口惜しがる者までいます。 好意を持つ人が最後の食事を用意しますが、不調法があってはいけないと辞退します。格子窓を隔てて女と話しますが自害のことは口にしません。女は郷里に送られる道すがら、「あの人、死に装束だった」と呟く場面もありました。丁寧に丁寧に作られたドラマだったと思います。 切腹する男の静かなたたずまいと涼しげな目元が印象的で、あの俳優は誰なのかと気になっていましたが、結局わからないままでした。それが、昨日判明したのです。新しい映画「武士の家計簿」の新聞広告で「およ、この目じゃないの!」と思う人を見つけたのです。その名は、堺雅人さん。 「新撰組」では総長まで勤めながら脱走した「山南敬助」役だったようです。何年も気にかけているなんて、私も案外粘着質なのね。とりあえず、ご報告まで。 |
<< 前記事(2010/11/28) | ブログのトップへ | 後記事(2010/11/30) >> |
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|---|
NAGAさん、メールありがとう(^^) |
Dorian 2010/12/01 11:19 |
Dorianさん。その節は大変お世話になりました。 |
NAGA 2010/12/02 11:25 |
<< 前記事(2010/11/28) | ブログのトップへ | 後記事(2010/11/30) >> |