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<<   作成日時 : 2011/07/15 14:07   >>

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九州電力の「やらせメール」が発覚しましたが、今に始まったことではなく延々と引き継がれてきた体質で、どの電力会社も同じように原発推進に努力をしてきたのだと思います。原発に関する安全神話については、世論操作のマニュアルがあるとされました。「原子力PA(パブリック・アクセプタンス)方策の考え方」という非公式の冊子は日本原子力文化振興財団がまとめたものですが、委託したのは科学技術庁(1996年当時)であったことが明らかになりました。

その「戦略」とは
(1)不美人でも長所をほめれば美人になる。原子力はもともと美人なのだからその美しさを嫌味なく引き出す努力がいる。
(2)新聞記者も読者も3日すれば忘れる。繰り返し書くことによって、刷り込み効果が出る。
(3)電力会社や関連機関の広告に必ず「三分の一は原子力」を入れる。いやでも頭に残っていく。

(4)停電は困るが原子力はいやだという虫のいいことをいっているのが、大衆であることを忘れないように。
(5)ドラマの中に、抵抗の少ない形で原子力を織り込んでいく。原子力関連企業で働く人間が登場するといったものでもよい。

(6)原子力に好意的な文化人を常に抱えていて、何かのときにコメンテーターとしてマスコミに推薦できるようにしておく。
(7)(教科書の原子力の記述について)厳しくチェックし、文部省の検定に反映させるべきである。その存在意義をもっと高く評価してもらえるように働きかけるべきだ。

独占企業である電力会社には広告は必要ないのですが、電力10社がこの10年間で費やした広告費は9316億円にのぼります。すべてが建設費であるという扱いで、原子力の広報に使われました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
NAGAさん

良く調べられましたね。「刷り込み理論」。反復、反復。テロリストたちもこうして「刷り込まれ」テロに走るんですね。日本の旧帝国でも、同じように少年たちえお教育しました。困ったことに、それが正しいと信じる要素があったんです。原発も全くその様にして、存在理由を獲得していきました。「安全神話」が崩れた以上、国民は「刷り込み理論」を疑う必要がありますね。
shuttle
2011/07/15 15:13
shuttleさん。「脱原発その2」拝読しました。福島の状況から原発をやめる方向に向かうべきだとする意見が多くなりましたが、原発を抱える地元はなかなか意見が集約できないようです。仕事も商売も原発のおかげとあれば、無理もないでしょう。何の恩恵もなかった周辺の市町村が脱原発に躍起となっている状態です。
「スズキ」は浜岡停止にいち早く賛成しましたが、原発に近い工場は閉鎖。浜松市高台の工場用地に移転します。これがすべてを物語っていると思います。
NAGA
2011/07/16 13:53

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